イベント予告

つながる地域
~官民連携で挑む
「交通空白」解消への道~
国土交通省「交通空白」解消・
官民連携プラットフォーム 
スピンオフ会

つながる地域~官民連携で挑む「交通空白」解消への道~国土交通省交通空白解消・官民連携プラットフォーム スピンオフ会(20250904)

2025年9月4日(木)13:30~16:30(一部オンライン参加可)

イベント概要

持続可能な地域交通の実現に向けて、官民が連携し、地域住民の移動を支える新たな仕組みづくりが求められています。
本イベントでは、各地域にとどまらず、広域的な近隣地域との連携も視野に入れ、「交通空白の解消」に向けた現実的かつ実行可能な取り組みについて、県・市町村・民間企業など多様な主体が意見を交わし、今後のヒントを見出す場とすることを目的としています。
持続可能で暮らしに寄り添った地域交通のあり方を共に考え、実現に向けた一歩を踏み出します。

ポイント

①持続可能な地域交通の実現に向け、その可能性を見出す場を目指します。
②地域を超えた広域連携による「交通空白の解消」をめざし、県や市町村、民間企業が現実的な解決策を見出せる場を目指します。

プログラム

※ウェビナー内容・順番は予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。

第一部

ウェビナー(オンライン配信予定)

Session1 「交通空白」解消に向けた取組について

人口減少や担い手不足等を背景として、地域の鉄道やバス路線の減便・廃止が進み、全国各地で「交通空白」が生じています。
国土交通省では、昨年7月に「交通空白」解消本部を設置し、「地域の足」・「観光の足」の確保に取り組んでいます。また、同年11月には「交通空白」解消・官民連携プラットフォームを立ち上げ、官民の連携・協働体制の構築を進めています。
これらの「交通空白」解消に向けた取組について、ご紹介します。

Session2 持続可能な「交通空白」解消に向けた挑戦

地域における人口減少や高齢化が進む中、公共交通の維持が困難となり、「交通空白地帯」が拡大しています。こうした課題に対し、自治体と民間事業者が連携し、地域の実情に即した持続可能なモビリティの構築が急務となっています。
私たち民間視点における、交通空白の現状や課題を整理します。また、持続可能な取組に対して多様な立場からの意見を交えて議論を深めます。

Session3 住み続けられることを可能にする公共交通「まちのくるまLet‘s」

人全国的に高齢化が進み、運転免許を返納せざるを得ない方が増加する中で、通院や買い物、行政手続きなどの移動手段の確保は、暮らしを支えるうえで欠かせません。
公共交通は地域における重要な生活インフラです。神山町では、利用の少ない路線バスを廃止し、玄関先から目的地まで安価に移動できる新たな交通手段「まちのクルマLet’s」を導入。地域の実情に即した公共交通の再構築により、まちを将来世代へつなぐ事例をご紹介します。

Session4  ※調整中

調整中

Session5 「美咲町黄福タクシー」~持続可能な公共交通を目指して~ 

中山間地で住家が点在し、バス停まで距離があり、バスを利用できない人が多くいること、ドア・ツー・ドアの要望が高まってきたことなどの理由から、一般のタクシーを利用した「黄福タクシー(タクシー運賃の助成)」の運行を2014年から実施しています。
年々利用者も増加し、町内外からも事業を高く評価いただいています。制度の評価と比例し、予算、業務も増加する中で、本年(2025年)、美咲町が取り組む事例をご紹介します。

第二部

グループディスカッション(対面のみ)

・ウェビナーの先進事例の内容についてのディスカッション
・取組内容を聞いて感じたこと

登壇者

※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

Session1

国土交通省 総合政策局 地域交通課 課長 
福嶌 教郷

  • 2005年国土交通省入省。以降、住宅、海事、航空、在シンガポール大使館、観光、鉄道、海上保安等の業務に従事する。2025年7月に総合政策局地域交通課長に着任。

Session2

キヤノンビズアテンダ株式会社 BPOサービス第一本部
吉越 周一郎

  • 2022年にキヤノンビズアテンダ株式会社へ入社。
    同年より、派遣スタッフとしてイツモスマイル株式会社と連携し、徳島県神山町における交通空白解消を目的とした地域プロジェクトに参画。地域住民の声を反映したモビリティサービスの設計・運用支援を通じて、持続可能な地域交通の実現に取り組んでいる。
    また、愛媛県宇和島市・地場企業による官民連携で地域の実情に合った交通手段の検討を行っている。

イツモスマイルデジタルソリューションズ株式会社 取締役
青木 孝之

  • 徳島県神山町はじめ民間及び自治体におけるDXプロジェクトのマネジメントを遂行。
    システム目線とリアルな現場目線で、実態に合わせたデジタルソリューションをプランニングできる。

Session3

神山町役場 まちづくり戦略課 課長
杼谷 学

  • 神山町出身。1996年町役場へ入庁。2004年四国初となる行政による高速インターネット網整備事業を担当。2015年地方創生戦略「まちを将来世代につなぐプロジェクト」を若手職員らと策定し、中間支援組織として一般社団法人神山つなぐ公社を設立。代表理事として5年間出向。
    2021年総務課へ再配属され、2022年デジ田交付金を活用し、イツモスマイル社と開発した地域アプリ「さあ・くる」と同時に、まちの公共交通サービス「まちのくるまLet‘s」をスタートさせた。現在はまちづくり戦略課長。

Session4

愛媛県宇和島市 市長
岡原 文彰

  • 宇和島市出身。平成25年に宇和島市議会議員に就任。その後、平成29年に宇和島市長に就任し、現在2期目を務めている。宇和島市では、人口減少が進む中、地域公共交通の分野において、住民の要望を踏まえたバス路線の最適化に取り組んでいる。また、公共交通機関がない離島では、地元住民の協力を得ながら、島内における移動手段の確保を図っている。

Session5

岡山県美咲町 くらし安全課 課長代理
河村 由起子

  • 美咲町出身。1996年旧中央町役場へ入庁。2020年理財課へ配属、行財政改革、公共施設の適正化業務を担当。行財政改革審議会を立上げ、将来に負担を残さないよう「賢く収縮」しながら持続可能なまちづくりを進めるため、行財政改革大綱を策定。2023年くらし安全課へ配属、公共交通、DX業務を担当。2025年新しい地方経済・生活環境創生交付金を活用し、「黄福タクシー」運行管理システムの開発と運用を進めている。

岡山県美咲町 くらし安全課 副参事
西村 良太

  • 兵庫県尼崎市出身。2017年岡山県庁へ入庁。2023年県民生活交通課へ配属、JR在来線の利用促進、美咲町を含む岡山県北市町村の公共交通に係る取り組み支援を担当。2025年人事交流制度により美咲町くらし安全課に配属、DX業務、自治体システムの標準化業務を担当。戸籍証明書の請求等の手続のオンライン化など、町役場の窓口サービスの改革を進めている。

開催概要

開催日時
2025年9月4日(木)13:30~16:30
(13:00より入場開始)
会場
キヤノンSタワー3F ホールS 東京都港区港南2-16-6
対面参加対象
交通空白解消や持続可能な地域交通の実現に向け、興味、関心がある方
オンライン
参加対象
都道府県職員に限らず、どなたでも参加可能
定員

対面参加

36名
※都道府県職員は1自治体2名目安
※課長級・実務ご担当者の2名でのご参加を推奨いたします。 (必須ではございません)
※対面でのご参加は応募多数の場合、抽選等により決定させていただく場合があります。

オンライン参加

人数制限なくご参加いただけます。(オンライン配信は第一部までの予定です)
オンラインを含めた想定参加者は100名程度を想定しております。

参加費
無料
予約
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申込締切
2025年8月25日(月)17:00
主催
キヤノンビズアテンダ株式会社
協力
国土交通省「交通空白」解消・官民連携プラットフォーム
イツモスマイルデジタルソリューションズ株式会社(連携協定先企業)

お申込みはこちら

セミナーに関するお問合せは、下記の電話番号までご連絡ください。
03-6701-3624(土日祝を除く9:00~17:00)
※お電話でのセミナー参加申し込みはできません。